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お寺と地域SNS
2008年05月29日

横浜市の戸塚地域では、地元の寺院や大学関係者などが協力して『とつか応縁隊(おうえんたい)』という団体を結成し、さまざまな取り組みを行っています。

『タウンニュース』の記事によると、とつか応縁隊の事業の柱は「とつか宿縁日広場」のプロデュース、地域通貨「オーエン」の運営・展開、地域SNS「おかえりなさいとつか宿」の運営・展開です。原則隔月第3土曜日に、矢部町の善了寺で縁日を開催し、そのイベントに地域通貨や地域SNSを連動させることに取り組んでいます。次回の縁日は1周年記念のイベントとして、6月7日(土)の正午から開催されます。


とつか応縁隊 地域を盛り上げ1年 今年度は地域通貨とSNSの有効利用めざす(『タウンニュース』)
http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/11_tots/2008_2/05_29/tots_top1.html

投稿者 shoji : 16:20

第4回 佐賀県「ひびの」 ―メディア志向の地域SNS(月刊『広報』連載コラム 「人をつなぐ」地域SNS ~各地の地域SNS活用術)
2008年05月27日

カテゴリー : ひびの(佐賀県) : 研究成果

自由参加で大規模、ゆるやかなつながり

前回は、「町内会や商店街のような狭い地域」を対象とする地域SNSの代表例として、西千葉の地域SNS「あみっぴぃ」を紹介した。招待状がなければ「あみっぴぃ」には参加できないが、ユーザーの間には地域通貨の取り組みやさまざまなオフライン活動を通じた強い信頼関係があり、オフラインの関係を補完する役割をSNS(オンライン)が担っていた。「あみっぴぃ」は地域SNSと地域社会の関係についてのひとつの典型であるといえる。

それに対して今回紹介する佐賀県の地域SNS「ひびの(http://www.saga-s.co.jp/)」は、佐賀県という広い地域を対象とし、誰でも自由に参加することができ、大規模でゆるやかなつながりを作っている。その意味では、「あみっぴぃ」とは別の(ある意味では「対極」の)典型である。

「ひびの」は、2006年11月からSNSサービスの提供を開始した佐賀新聞社のサイトで、佐賀新聞のニュースとSNSのコミュニティ、生活情報のページから成り立っている。SNSのユーザーは過去の特集記事などを閲覧するサービスも同じIDで利用することができる。運営は、佐賀新聞社のデジタル戦略チームが担当している。

「ひびの」のユーザーは8387人(2008年3月現在)で、全国の地域SNSの中で最も多い。また他の地域SNSに比べて女性の割合がやや高い(約40%)のも特徴で、これはSNSのスタート時から、県の子育て支援事業と連携して情報交換のコミュニティを設けているためだと考えられる。子育てをしている30代前後の女性がコアユーザーになっていて、「食育」など子育てに関するテーマのコミュニティが活用されていたり、携帯電話からのアクセスが多かったりする。地元スーパーと連携したコミュニティで、タイムサービスの情報がスーパーから投稿されていたりするのも興味深い。

図:「ひびの」画面
hibino.jpg

地方紙とネットコミュニティ

地方新聞による地域SNSの運営では、佐賀新聞社が先駆者だ。他には、河北新報(宮城県)の「ふらっと 」や新潟日報(新潟県)の「アメカゴ.net 」などがある。

新聞社がネットコミュニティの運営に乗り出した背景には、インターネットの普及などにともなう「新聞離れ」がある。佐賀新聞の購読数は、ここ数年14万部程度で横這いを続けているが、他の地方紙は購読数が減少しており、佐賀新聞も将来的には減少していくと考えられている。そのため佐賀新聞社は早い時期から、広告やウェブサービス開発、インターネットサービスプロバイダ等のビジネスに進出してきた。SNSも、このような積極的な取組みの一環として位置づけられる。新聞社が読者個人とつながるということはこれまで無かったことだ、と「ひびの」の運営を担当している牛島清豪氏は述べている。牛島氏によると、新聞社はこれまで、新聞が家庭へ宅配された後にその家族のうちの誰が実際に新聞を読んでいるのかということを把握していなかった。だがSNSや携帯電話のような情報技術を活用することで、新聞社が個人とつながることができるようになった。このように、さまざまな形で新聞社と地域社会との関係を深めていくことが目指されている。

 新聞社とネットコミュニティという組み合わせでは、一般の人々がニュースを書く「市民記者制」や「市民ジャーナリズム」という考え方もある。市民記者制とは、プロのジャーナリストではない一般の人が書く身近なニュースを集めるやり方だ。2002年の韓国大統領選挙で盧武鉉氏が当選した際に、市民記者制をとるインターネット新聞「OhmyNews」が保守的な既存の新聞社と対立する「進歩派」言論の拠点となって注目を集めた。

だが、佐賀新聞社が考えていることはそれとは異なる。牛島氏は、「メディアとしての地域SNSは、“瓦版”のようなものである」と例えている。瓦版では、誰かが情報を収集し編集して人々に伝える。すると集まってきた人々に口コミが生まれて、情報がさらに伝わっていく。このような「情報の流れ」があるとすると、現在の新聞紙が担っているのはその最初の部分だけだ。地域SNS「ひびの」は、瓦版のような、情報が流れ循環する環境を目指していると牛島氏は述べている。

そのため「ひびの」では、運営者としての佐賀新聞が前面に強く出ることはほとんどない。ユーザーも記者も自由に交流や情報交換をしている。コミュニティで読者に感想をもらっている論説委員や写真記者がいたり、ユーザーの投稿から新しいネタを見つけて取材に行く記者がいたりする。「ひびの」ユーザーと記者の関係は、競合的ではなく、同じグラウンドで地域情報のキャッチボールをするような関係だといえるだろう。

もちろん、ひびのは佐賀新聞本紙ともしっかり連携している。「ひびの」の話題を載せる「週刊ひびのタイム」のコーナーは毎週土曜日に掲載され、SNSのコミュニティや日記で話題になっていることを紹介したり、生活情報ページの新着情報を紹介したりしている。

メディア志向の地域SNS

「ひびの」では、2007年11月にAMラジオ局と共催で「ひびのフェスタ」を開催するなど、ユーザー同士が実際に顔を合わせるイベントの開催にも取り組んでいる。ひびのフェスタには、1500人の参加者が集まり、盛況であった。

図:「ひびのフェスタ」の様子(佐賀新聞提供)。
hibinofesta3.jpg

だが他の事例と比べて顕著な「ひびの」の特徴は、ユーザー同士のゆるやかなつながりの場であり、「情報の流通」に対する意識が強いということだろう。いわば、「メディア志向の地域SNS」である。

2007年7月から8月にかけて佐賀県で行われた高校総体では、SNSと連携したミニブログ による応援サイト「そーたいっ!ひびログ」を運営するなど、「ひびの」は新しいCGM(Consumer Generated Media)サービスの活用にも積極的に取り組んでいる。地域においてどのような情報流通の場をつくり、どのようにメディアと連携させていくのか。「ひびの」の発展の方向性は今後も注目される。

投稿者 shoji : 11:54

失敗した地域情報サイトからの教訓
2008年05月26日

カテゴリー : その他 : 地域SNSニュース

TechCrunchに、位置情報を利用した「Meetro」というサービスを提供者による、「失敗の解剖」という文章が公開されていました。全米展開を狙っていたという意味では多くの地域SNSとは異なっていますが、部分的には地域SNSの運営に通じるところもあるといえるため、ご紹介します。

地域SNSにも、たくさんの失敗があるのは事実です。しかし「だから地域SNSはダメだ」という全面的な批判をするのも間違っているでしょう。失敗も含めた経験から何を学ぶかということが大切です。

失敗の解剖―Meetroからの教訓(TechCrunch)


投稿者 shoji : 10:14

熊谷地域SNS「あついぞホッとcom」が誕生イベントを開催。お祝い・応援メッセージも募集
2008年05月23日

6月1日に正式オープンをする埼玉県熊谷市の地域SNS「あついぞホッとcom」は、同日、地元の高城神社で「オープン記念イベント」を開催します。

あついぞホッとcom
http://kumacom.jp/

SNSエンジンには兵庫県の「ひょこむ」で生まれた「OpenSNP」を採用。OpenSNPを採用した地域SNSは、兵庫、千葉館山・兵庫伊丹・横浜・長野・栃木・東京葛飾・兵庫三田・盛岡・松江・兵庫佐用に続く、12番目となります。

なお開設にあたり、お祝い・応援メッセージを募集しています。生みの親である和崎宏(こたつねこ)さんは、「おひとりでも多く、ひとことでもOKですので、熊谷がなお一層熱くなり元気が百倍出るような友情応援をお待ちしています」とコメントしています。

コメント募集ページ
http://kumacom.jp/blog/blog.php?key=530

投稿者 shoji : 11:06

地域SNSと健康管理
2008年05月22日

カテゴリー : その他 : 地域SNSニュース

山梨日日新聞によると、山梨県中央市は、総務省の「地域ICT利活用モデル事業」として、携帯端末を使って住民が体重などのデータを送信し、専門家が個別にアドバイスを送る健康改善事業を始めます。

参加者は、体重や体脂肪率などを計測する体組成計と歩数計のデータ、食事や運動に関する目標値を携帯端末に入力し、保健師や山梨大医学部によるアドバイスを受けます。このサービスには、参加者同士で互いに励まし合うことができるSNS機能も連携しています。


健康データ携帯で送信 専門家が助言 中央市がモデル事業スタート(山梨日日新聞)
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/05/21/6.html

事業企画書(山梨県中央市)
http://www.city.chuo.yamanashi.jp/gyosei/info.php?id=507

投稿者 shoji : 10:39

文部科学省「地域SNSを活用した家庭教育支援に係る調査研究事業」の採択団体が決定
2008年05月13日

カテゴリー : その他 : 地域SNSニュース

文部科学省「地域SNSを活用した家庭教育支援に係る調査研究事業」の採択団体が決定しました。おめでとうございます。地域SNS研究会が把握している限りでは、

ひょこむ(兵庫県)
ハマっち!(横浜市)
あついぞホッとcom(熊谷市)
ひびの(佐賀県)

が採択されたようです。
(このエントリは、他にも採択された地域SNSが分かりましたら更新していきます)

■参考
文部科学省が「地域SNSを活用した家庭教育支援に係る調査研究事業」の公募を開始 / 2008年03月12日
http://www.glocom.ac.jp/project/chiiki-sns/2008/03/post_95.html

投稿者 shoji : 13:16

佐賀新聞に第2回地域SNS全国フォーラムの模様が掲載

5月11日、佐賀新聞「論論(ロンロン)ワイド」(2、3面)に、第2回地域SNS全国フォーラムin横浜の模様が大きく掲載されました。 「地域SNS+αのかたち ~まちを元気にする地域情報化プラットホームを展望する」セッションや佐賀新聞が運営している「ひびの」の活動報告が行われた「ハマる!地域SNS ~担い手9人による活動事例紹介」セッションの模様など、地方紙と地域SNSの関係などについて掲載されています。

参考

S-1-2 「地域SNS+αのかたち ~まちを元気にする地域情報化プラットホームを展望する」

S-2-1 「ハマる!地域SNS ~担い手9人による活動事例紹介」


投稿者 shoji : 13:00

(財)地方自治情報センターが 「地域SNSモデルシステムを活用した地域活性化に資する取組に対する支援事業」を実施する市区町村を公募

カテゴリー : その他 : 地域SNSニュース

(財)地方自治情報センター(LASDEC)が、 「地域SNSモデルシステムを活用した地域活性化に資する取組に対する支援事業」を実施する市区町村の公募を行っています。今年度の事業は「地域活性化」がテーマのようです。

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(財)地方自治情報センターでは、平成18年度、平成19年度に地域SNSモデルシステムを活用した地域におけるコミュニティ形成に向けた先進的な取組を行う実証実験を実施しており、平成20年度については、実証実験により検証された地域SNSモデルシステムを活用した地域活性化に資する取組を行う市区町村を公募いたします。
本公募は、当該事業において、公募要領に基づく事業の取組実施を希望する市区町村の提案をもとめるものです。    (ウェブサイトより転載)
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詳細は下記をご覧ください。

http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/cms/9,5312,22,120.html

LASDECが行った地域SNS関連事業の経緯は下記をご覧ください。
http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/cms/9,0,22.html

投稿者 shoji : 12:48

地域SNSについての研究成果
2008年05月11日

カテゴリー : 研究成果

地域SNS研究会の活動を踏まえた、最新の研究成果です。地域SNSの研究や運営のための参考資料としてお役立てください。庄司昌彦( shoji[atmark]glocom.ac.jp )までコメント等をお寄せいただけると嬉しいです。

庄司昌彦、「地域SNSサイトの実態把握、地域活性化の可能性」、情報通信政策研究プログラム研究成果論文、2008年3月。
http://www.officepolaris.co.jp/icp/2007paper/2007014.pdf

庄司昌彦、「ネットコミュニティが地域を紡ぐ--地域SNSは何ができるか?(特集:地域ネットワーキングの現在→近未来)」、『月刊 ガバナンス』08年5月号、ぎょうせい。
http://www.gyosei.co.jp/home/magazine/gover/gover_08050.html

庄司昌彦、「地域情報化セミナー 最新の地域情報化と地方における情報産業企業の必要性(※3月28日に行った講演の内容)」、『荘内日報』、、荘内日報社。
http://www.shonai-nippo.co.jp/square/feature/dci/seminar0803.html

投稿者 shoji : 22:59

VARRY(福岡県)がTシャツデザインコンテストを開催
2008年05月09日

福岡県の地域SNS「VARRY」では、『第1回 Tシャツデザインコンテスト』を開催します。ユーザーからTシャツのデザインを募集し、選ばれたTシャツは、VARRY関連グッズを販売している「VARRY MART」で販売されます。

詳細は下記をご覧ください。
http://www.beefarm.jp/varry/

投稿者 shoji : 10:15