地域SNS「ふらっと」が新サービスへと移行

 

河北新報社が運営する仙台・宮城・東北地域のSNS「ふらっと」は、今年の4月17日に開設から丸7年を迎えます。それに先がけ、来る3月1日から新たなサービスを開始することが発表されました。

「ふらっと」運営スタッフによれば、新サービス開始に至った背景は次の通りです。

東日本大震災を機に、皆さま方のそれぞれのブログが、主に知り合いに向けた内容にとどまらず、広く読まれることをより意識した内容に軸足が移りました。サイト刷新は、そうした流れを受けたものです。

SNS特有の「友だち、仲間づくりの場」という細かく区切られた空間から、もう少し広い空間への旅立ちととらえています。多くの仲間たちが楽しげに集うほのぼのとした「ふらっと」の温かい雰囲気、空気感はできる限り引き継いでいきます。

(出典: http://flat.kahoku.co.jp/u/flatblog01/KJad52kYHjzQL7oM4XZq/

上記の背景にもあるように、新サービスではPCとスマートフォンから簡単に投稿できるブログ機能がメインに据えられています。ブログ記事の内容に合わせて他ユーザーが書いた記事が紐付けられたり、書き手の価値観を過去記事の内容から自動判断しプロフィール情報に反映させたりする「レコメンド機能」、お気に入りの記事やブログをまとめて紹介できる「スクラップ機能」も実装されることになっており、これらの機能を通じて、ブロガー一人ひとりが主役となりネット全体公開を前提に地域のさまざまな事柄を綴っていく情報発信のプラットフォームを目指します。

なお、新サービスの開始にともない、現在の地域SNS「ふらっと」は今年度末で閉鎖することも発表されました。現在「ふらっと」上でネット全体に公開されているブログ記事は、自動的に新サービスに移行されますが、移行を希望しない場合やネット全体に公開していないブログ記事がある方は注意が必要です。詳しい説明や問い合わせ先は下記の記事をご覧下さい。