「チャレンジ!!オープンガバナンス 2017」一次選考通過事例と最終公開審査イベント開催

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東京大学公共政策大学院主催の「チャレンジ!!オープンガバナンス2017」において、一次選考通過の事例が発表されました。

「チャレンジ!!オープンガバナンス2017」は、自治体が抱える地域の課題(少子高齢化、教育、環境、防災、産業振興など)の解決のために、公開データを利用して市民が参加する《オープンガバナンス》のアイデアを競うものです。
(昨年度の紹介はこちら

まず自治体から解決してほしい地域課題を募り、それに対する解決アイデアを市民/学生より募ります。市民チーム、学生チーム、市民学生混成チームを合わせると応募数は59件ありました。

本イベントでは、地域SNS研究会事務局の庄司国際大学GLOCOM准教授が審査員の1人を務めています。

その中で、今回発表された一次選考通過事例は以下の13件です。
2018年3月12日に、東京大学浅野キャンパスにて最終公開審査が行われます。

 

<最終公開審査対象案件>

● 仙台市、DATECAREER(混成)
「DATECAREERが学生と企業の“架け橋”となり、学生のキャリア形成における新たなプラットホームをつくる」

● 会津若松市、STEM Leaders with Hanyu(学生)
「地域と『つながる』、除雪プロジェクト」

● 中野区、ストリートデザイン研究機構×明治大学大学院(混成)
「地域特性に合わせたデータの見える化で、虚弱者の早期発見とケアの実現」

● 横浜市、ゴミンティア(混成)
「ゴミ拾いコミュニティからはじまる地域づくり」

● 鎌倉市、minamoto(混成)
「宿坊を通してシニア世代の高齢者の雇用拡大
~KAMAKURAを世界基準の観光都市へ~」

● 金沢市、OPEN KANAZAWA Ver.1(市民)
「NPO などユニークな人材と市内の文化施設等のピンポイント活用!アプリを活用した人材&施設登録型一時預かり学童保育事業」

● 牧之原市、CLIP(混成)
「対話により行動を起こす力をつける地域リーダー育成プロジェクト」

● 大津市、水宝山(水草は宝の山)(市民)
「琵琶湖の水草有効利用の社会的仕組みを市民の力でつくりあげる」

● 京都市、京の歴史と街並みをつたえ隊(市民)
「自転車でつながる人・街・自然・文化! ~ chariP naViと共創コミュニティデザイン ~」

● 京都市、チームBicycle City Kyoto!(学生)
「安全で環境にやさしいまち京都をめざして Bicycle City Kyoto!プロジェクト」

● 大阪市、Re:FURO OSAKA(混成)
「Re:FURO OSAKA プロジェクト」

● 宇部市、和咲良(市民)
「『地域の高齢者の協力で創る』食事もできる放課後寺子屋」

● 宇部市、多目的トイレ一発検索作成協議会(混成)
「協働による多目的トイレ一発検索アプリ開発」

3月4日の最終公開審査当日は、以上13案件のほか「ミニプレゼン+ポスター掲示+サイトで内容公開」に該当する8件、「ポスター掲示+サイトで内容公開」に該当する21件も参加します。
10人の審査委員によるプレゼン審査を経て、総合賞、アイデア賞、連携体制賞、ACN若者賞、ハーバード大学イノベーション賞が選ばれます。

最終公開審査の詳細はこちらをご覧ください。